先日、給食センターの杉左近栄養教諭,食育アドバイザーの高野滋光(キッチン・ブーのシェフ)さんと食育ボランティアの藤井好美さんに来ていただき,「味覚の授業」を行いました。
和食を代表するだしの味を体験しながら,味覚の大切さを学び,将来の健全な食生活に向けた食を選択する能力を習得することを目的に,県の取り組みとして行っている活動です。
当日は,出汁の取り方や昆布と鰹節から取っただしを飲み比べたり,その出汁を使って作った,お吸い物を飲んだりしました。
出汁を取っている最中でも,料理によって使う昆布が違うことや,昆布を入れたまま長い時間沸騰させると,うま味成分よりも苦味の方が強くなってしまうことなどもお話してくださり,子どもたちは,興味津々で聞き入っていました。
『和食』は、ユネスコ無形文化財にも登録され、われわれ日本人には、欠かせないものです。日本人の伝統的な食文化を大切にしていきたいと思いました。