3年生では,総合的な学習の時間に「福祉」について学習しています。15日(木),おおい町の社会福祉協議会から2名の方に来ていただき,車椅子とアイマスク体験をしました。
車椅子体験では,はじめに車椅子の乗り方や使い方について教えていただきました。その後,児童は押す側と乗る側の両方を体験し,普段であればなんでもない段差も,車椅子では大きな障害になることを実感していました。
アイマスク体験では,アイマスクをつけて段差のあるところを歩いたり,折り紙を折ったりする体験をしました。児童は,見えないことで不安や恐怖を感じたり,車椅子と同様,少しの段差が大きな障害だと実感していました。しかし,目が見えなくても折り紙が折れるなど,できることもたくさんあることを知ることができました。
今回の体験で,「前が真っ暗でとてもこわかった。」「車椅子で段差を上るのが大変だった。」「隣の人の声かけがあったから安心して歩けた。」「体の不自由な人に出会ったら,声をかけたい。」などの感想が出ていました。児童は,体の不自由な人の立場になってみることでわかったことやどのように手助けすればよいかを考えることができたようでした。