御入学、御進級おめでとうございます
校長 西川芳夫
佐分利川の清流もぬるみ、街道沿いの桜も満開です。昨日の入学式で37名の新入生を迎え、全校児童220名で今年度のスタートを無事切ることができました。お子様の御入学と御進級を心からお祝い申し上げます。
私事で申し訳ありませんが、今年度御縁がありまして、本校校長として着任いたしました。私自身生まれも育ちも小浜市ですが、2年間単身赴任で福井市足羽第一中学校で校長をしておりました。本郷小学校は古くからの伝統があり、豊かで美しい自然に囲まれています。また、最先端の教育機器の導入や町独自の教職員の採用など福井県内で最も教育環境が整っているすばらしい学校です。このような学校に着任し、私は毎日身が引きしまる思いがしております。
本校教職員一同、一丸となって子どもたちのよさを見いだし、最大限に伸ばしていくことを決意しております。これまでに引き続きまして、温かい御支援と御協力をよろしくお願いします。
今日は始業式でした。今年度のスタートにあたり、本郷小学校の合言葉、「かしこく・やさしく・たくましく」について話しました。かしこい人になるには話が聞ける人になること。やさしい人になるにはあいさつができる人になること、たくましい人になるにはそうじで汗を流せる人になること。年度初めに当たって、まずは「話を聞く・あいさつ・そうじ」について、全校で一斉に取り組んでいくことを話しました。
一人一人、成長のはやさは異なります
佐分利川堤防には、桜やタンポポの他に色々な花が咲きだしました。つぼみをふくらませている花、やっと芽を出した花、まだ、土の中に眠っている花もあるでしょう。春の花でも、春の早い時期に咲く花もあれば、夏近くになって咲く花、真夏や秋に咲く花もあります。
子どもたちの成長も花と同じようにみんながすべて同じではありません。一人一人に見合った成長があります。それぞれ開花の時期は違っても、いつか花は咲きます。
決して友達や兄弟と比較したりせず、子どもたちが自分らしさに自信を持てるような励ましを、学校でも家庭でもしていけたらと思います。