アイマスク体験では、まず視覚に障がいを持つ方についての基本的な知識を学習しました。その後、実際にアイマスクで目を隠し、健常者役の友達に誘導してもらい、教室や校舎を歩きました。視覚に障がいを持つ方は何に困っているのか、また、実際にそのような方と接する時は何をすればいいのかを体験を通して学習することができました。
高齢者体験では、筋力が落ちることや腰が曲がることなど、高齢になるにつれて体に生じる変化について学習しました。その後、実際に重りや腰を曲げるベルトなどを装着し、床に置いてある物を拾ったり、階段を上り下りしたりしました。高齢者はどのようなことを手伝ってもらえるとうれしいかを体験を通して学習することができました。
児童の感想をいくつか紹介します。
★目の見えない人を手助けする仕方が分かりました。でも、目の見えない知らない人に会ったら
80%ぐらいしか自信がありません。残りの20%は勇気です。勇気さえあれば、100%手助け
ができます。
★高齢者体験では、あんなに苦労すると思っていなかったので、けっこうがんばりました。こしを
曲がらせる道具はすごくこしがいたくなりました。こまっている高齢者を見かけたら手助けや
お手伝いをしてみたいなと思いました。