総合的な学習の時間(スマイル)の学習において、
地元の特産品である梅に親しむ活動として
梅干しづくりと梅ジュースづくり体験を行いました。
活動は、6月24日と7月8日の2回に分け、
うめっぽさんより古池洋子先生をお招きして
手順の説明や梅に関する知識を教えていただきました。
少し文面は長くなりますが、全2回の活動を紹介させてください。
【6月24日】
梅の洗浄と塩漬け・砂糖漬けをしました。
いざ、本日使用する梅の実を目の前にすると、
「スモモみたいな、いいにおいがする!」
「なんだかふわふわした毛が生えている!」
「少しやわらかいところとかたいところがある!」
「緑のところと赤いところがある!」など、
五感をしっかり使って食材を観察していました。
さぁ、作業開始!
梅をきれいに洗って、ヘタの部分も丁寧に取り除きます。
「水気をしっかり取らないと、上手にできないよ!」
古池さんの言葉に、一生懸命梅の下準備をしていました。
塩が下に溜まってしまわないように、
粗い岩塩を使用するということや
上のほうに塩を多めに乗せるということを学びました。
次は、梅ジュースづくりです。
こちらも、梅と氷砂糖を交互に瓶に詰めていきます。
氷砂糖って冷たいのかな?匂いはするかな?
初めて触れる食材を楽しみながら作業を進めていきました。
梅ジュースの仕込み、完成です!!
とても上手にできたね!と古池さんからの称賛に子どもたちはにっこり。
【7月8日】
梅のしそ漬け・梅ジュースの試飲をしました。
まずは、前回塩漬けした梅を観察します。
前回かいだ梅のにおいと比べて、
スモモのにおいじゃなくなった!という子も。
さぁ、本日のメイン
赤しその仕込みに取りかかります。
塩漬けによって抽出された梅酢と
塩を赤しそにまぶし、もんでいきます。
また、赤い水分が出てきたことにも
子どもたちは驚いている様子でした。
塩漬けした樽の中に、ネットに入れた赤しそを
どうして梅干しは赤しそで赤く染めるのですか?
今日漬けた梅干しは、どれくらいで食べられますか?
赤く染まれば染まるほど、おいしくなるのですか?
子どもたちが活動を通して考えたことが、
質問タイムで次々に出てきます。
さすが4年生ですね。よく考えています。
甘酸っぱくて、おいしい!!!
梅仕事の後の一杯は格別ですね。
子どもたちが漬けた梅干しは、この後
うめっぽさんに管理をしていただくことになります。
地元の特産品を、地域の方々のお世話になって学ぶ、
とても貴重な体験をさせていただきました。
本当にありがとうございました。