10月11日(木)に,学校歯科医の三宅先生と,歯科衛生士の大西さんをお招きして,1年生対象の歯みがき教室を行いました。
はじめに,6歳ごろになると生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)について教えてもらいました。第一大臼歯は,大きくなると一番強くて丈夫な「王様の歯」になり,以後の歯並びを決める大切な役割をするそうです。けれども,大きくなるまではとても弱く,虫歯になりやすいので,欠落しないように注意が必要だそうです。そこで,大きくなるまでの歯「ぴかりん王子」を守るために,正しい歯のみがき方を教えてもらうことになりました。
まず,カラーテスタ-で,しっかり歯が磨けているかチェックしました。児童は「うわあ」と驚きながら鏡を覗き込み,赤く染まった部分を確認していました。歯や歯茎の間の汚れが多かったようです。
その後,大西衛生士さんに教わりながら,順番に歯を磨いていきました。「左奥歯の外側から順番を決めて磨く」「歯が抜けて生えていないところも磨く」「カーブのところは難しいので,ブラシの持ち方や方向を変えながら丁寧に磨く」など,一つ一つ注意点を,丁寧に教えてくださいました。児童は,お話を聞きながらお家の人に手伝ってもらい,しっかり歯を磨くことができました。