本日４限目に，６年１組で道徳「青い目の人形」という資料で，ゲストティチャーを招いて公開授業がありました。
この資料のあらすじは,
『昭和初期に日米の絆を保つためにアメリカから多くの青い目の人形が贈られてきました。しかし日米開戦と共に，青い目の人形は敵国の人形とされて焼かれたり壊されたりしていきます。そんな時代の中で，一人の女教師が学校にある青い目の人形の存在を必死でかくし続ける』というものでした。
授業では，当時の日本とアメリカの関係や青い目の人形が贈られてきた背景を確認しつつ，人形を隠し続けた女教師の思い，憲兵から必死で守ろうした子どもたちの思いなどを通して，外国の文化を大切にし，国際理解や国際親善の気持ちを育てるねらいに迫りました。
授業の後半には，元本郷小学校校長の福島紀男先生に登場していただき，青い目の人形がこの本郷小学校にもあったことを話していただきました。隠されていたその人形（現在はおおい町郷土資料館管理）を実際に見せていただきながら，子どもたちは，資料の話が自分たちの母校でも同じようにあったことに，非常に驚くとともに，学習した内容が一気に自分たちの身近な問題としてとらえられたようでした。
