11月24日,地域支援事業の一環として
おおい町地域包括支援センターの方々が来校され,
4-2の児童に認知症の方と接する際の心構えを教えてくださいました。
(翌日には,4-1の児童が同講座を受けます。)
まずは,認知症という病気について学びました。
講座が始まるまでは「認知症って何?」とつぶやいていた児童も,
易しく分かりやすい説明のおかげで自分なりに理解することができていたようです。
次に,『ばあばは、だいじょうぶ』という絵本の読み聞かせがありました。
認知症になってしまったおばあちゃんに対して,
どう接していいのかわからなくなってしまった孫の
リアルな心情が描かれた内容になっていました。
みな真剣に聴き,目を潤ませる児童もいました。
次は,認知症の人の気持ちを理解し,どのように接したら良いかを学びました。
話しかけ方や,触れ方について一通り教わった後で,
担任や校長先生を相手に見立てて,実践にもチャレンジしました。
最後に,認知症サポーターのオリジナルキャラクターである
『ロバ隊長』のキーホルダーを作成しました。
ロバという動物やオレンジ色という色
それぞれを用いている意味についても学びながら,
楽しく自分だけの『ロバ隊長』を作り上げていました。
「今日から,あなたたちは認知症サポーターです。」
今回の講座で学んだことを,これからいろいろな人と
接していく中でぜひ生かしていってほしいと思います。
講座を受けた児童は,認知症サポーターとしての心構えを
お家の方や友達に伝えてくれていることと思います。
このような活動によって,みなさんが住まれている地域が
認知症の方をサポートすることのできる地域になることを願っています。