車いす体験では、まず車いすの種類や乗り方について教えていただきました。持ち手のついた自走式車いすと、介助式車いすの他に、競技用やリクライニングのついた車いすがあることも学びました。子供たちは競技用の車いすなど珍しいタイプのものも「見たことがある!」や「知ってる!」という声が多かったです。バスケットボールやテニスで見たことがあるようでした。
そして、マットを段差・砂利道に見立てて、登り方、押し方、降り方などについて学習しました。見よう見まねで段差を登ってみようとすると・・・おぉっと!後輪を持ち上げすぎてしまい、車いすにのっている人は急に傾いたことにびっくりしていました。普段なんでもない段差でも、車いすでは大きな障害になることを実感しました。
やさしく押します |
砂利道は、前輪を上げると、押しやすいです |
福祉についての学習では、社会福祉協議会でのお仕事や、おおい町に介護や介助を必要としている人がどれぐらいいるのか、教えていただきました。「みんなが幸せに暮らせるように、困っている人を助けられる人になってもらいたいです。」というメッセージを、子どもたちはしっかりと受け取っていました。