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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2011年10月3日月曜日

実りの秋に

 朝夕めっきり涼しくなりました。稲の刈り入れが終わった田んぼのあぜ道や佐分利川の堤防が色鮮やかなヒガンバナで彩られ,秋の風情を感じさせてくれます。

先月10日(土)に本校と大飯幼稚園との合同体育大会を開催しましたところ,多くの御来賓の皆様や保護者・地域の皆様にはお忙しい中お越しいただき温かい御声援をいただきましたこと,心から厚くお礼申し上げます。児童会が考えた大会テーマは「絆(きずな) ~仲間を信じ,協力し合って,勝利をゲット!」でした。大会を終えた後,ある方から絵手紙を頂戴しました。それには徒競走をする児童とそれを応援する児童の様子が描かれ,「疾走する本小・子どもたち 応援する仲間たちグラウンドには温かい絆があった」との言葉が添えてありました。学校は多くの方々のお力添えを得ながら教育活動を展開しています。このような心温まる応援をいただき本当に嬉しく思います。


ペットボトルのキャップを集めています

 さて,児童会運営委員の発案で,9月21日から10月5日までペットボトルのキャップを10,000個目標に収集しています。児童会では,何かボランティア活動をできないかということで話し合ったところ,ペットボトルのキャップを集めて発展途上国の子どもたちにワクチンを届けようということになりました。キャップは再資源化できますので,その売却益でワクチンを届けることができることをネットで調べて知ったとのことです。

世界の国々には栄養失調や下痢,感染症で命を落としたり後遺症に苦しんだりしている子どもたちが多くいます。そのような子どもたちにワクチンを届けることができれば,国境を越えたすばらしい贈り物になります。児童会ではすばらしいことを考えてくれました。このような取り組みを通して,児童が豊かな心を育み,また併せて資源のリサイクルや環境問題を考える契機になればいいと考えています。

 活動前日に運営委員の児童が全校児童に趣旨を説明し,無理のない範囲内で協力を呼びかけていました。それぞれの御家庭でもこのことを話題にしていただければ有り難く思います。活動初日からたくさんのキャップが集まっています。御協力をいただきました保護者の皆さん,ありがとうございました。