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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2011年12月22日木曜日

2学期終業式



 本日,2学期の終業式を無事迎えることができました。2学期は,体育大会,郡陸上大会,校内マラソン大会,郡音楽会と,たくさんの行事がありましたが,どの行事にも一生懸命に取り組んだ児童たちでした。児童たちが冬休みを楽しく過ごして,また,来年の1月10日には,寒さに負けず,元気に学校に来てくれることを期待しています。

2011年12月21日水曜日

クリスマス集会

   12月21日(水)の3限目に2学期のフィナーレを飾る活動として児童会
によるひと足早いクリスマス集会を行いました。クリスマスケーキはありま
せんでしたが,全校児童が次のような内容で楽しいひと時を過ごしました。

   <クリスマス集会の内容>
       
①なかよし学級の発表
 (ハンドベル演奏)
②はじめのあいさつ
 (運営委員長のあいさつ)
③クリスマスの歌
 (「きよしこの夜」)
④クリスマスのお話
 (文化委員会のクリスマス劇)
⑤クリスマスゲーム
 (○×クイズ)
⑥みんなでおどろう
 (ジェンカ)
⑦おわりのあいさつ
 (運営副委員長のあいさつ)

2011年12月20日火曜日

12月誕生日集会

12月誕生日集会


12月19日(月)の業間に「誕生日集会」をしました。12月生まれの児童・職員の紹介があり、前に並んだあと、一人ひとりが短いスピーチをしました。題は自由で、自分が今頑張っていること、大好きな食べ物、好きなスポーツなど内容はさまざまでした。

 スピーチの後,12月生まれの人をお祝いして、みんなで「世界に一つだけの花」を歌って、集会を終えました。毎月、誕生日集会を実施しています。

2011年12月16日金曜日

「ひまわり教室」を実施しました

 12月15・16日に,小浜警察署の少年補導員の方をお迎えして,「ひまわり教室」を実施しました。
 ロールプレイをしたり,具体的な例を出していただいたりして,とても分かりやすく教えていただきました。
 低学年は,「インターネットを利用するときには」と「不審な人に出会ったら」の2点について,指導していただきました。「これからはお母さんと一緒に使おう」「不審者に会ったら,その人や車の特徴を知らせるようにしよう」などの感想が寄せられました。
 中・高学年は,「インターネットに潜む危険性」について指導していただきました。「当たり前のように使っていたパソコンもいろいろ怖いことがあることを知ってよかったなと思った。」「インターネットは危険なことがあることは知っていたけど,自分が知っていること以外にもあるんだなと分かった。」「音楽をダウンロードするのにも危険があることを知ってびっくりした。」などの声が聞かれました。
 少年補導員さんのおかげで,とてもよい学習ができました。また,参観に来て下さった保護者の皆様,ありがとうございました。

サイエンス博士 『ふしぎ びっくり -200℃の世界』

12月14日(水)、6年生を対象に理科の出前授業がありました。液体窒素を使い、バナナを凍らせて釘を打つ実験や風船を液体窒素につけるとどうなるかなど、安全を考えながら児童たちが楽しめる実験をたくさんしていただきました。児童たちは、日頃の授業ではなかなかできない実験を通して、不思議な世界を体験したり、気体の三態を視覚的に理解できたりとわくわくドキドキの2時間でした。授業後に書いた児童たちの感想からは、「今日の実験は驚くことばかりでした。とても楽しいサイエンスの授業でした。」や「ぼくは理科の先生になろうかなと思いました。」などとても楽しく、心に残る授業になったようでした。

2学期末保護者会の御案内

2学期末の保護者会を,下記のとおり行います。
お忙しいこととは思いますが,ご出席下さいますよう御案内いたします。

            記

1 期 日  平成23年12月20日(火) 

2 場 所  本郷小学校

3 日 程   9:15~10:00 授業参観 (児童下校 10:20)

       10:10~10:30 全体会  (食堂) ・学力調査について

                             ・冬休みの生活について

                             ・その他

       10:40~    学級全体会(各教室)…通知表をお渡しします。

                     ・2学期の学習や生活の様子について 

       10:50~    学級個人面談(午前の部)

       13:00~    学級個人面談(午後の部)                  

4 個人面談の順序

   湊 → 白浜 → 尾内 → 上在家 → 市場 → 上下 → 館 

  15区 → 父子 → 長井 → 東浜 → 小堀 → 成和 → 野尻

  芝崎 → 山田 → 岡田 → サンガーデン → 西橋

インターネットの利用について(お願い)

見出しのインターネットの利用については,本校でも授業での有効活用に努めているころです。しかし,インターネットの普及により,御家庭で子どもがインターネットを利用する中で,トラブルや犯罪に巻き込まれる心配があります。先日学校で行ったパソコンについてのアンケートでは,家族(おとな)の許しを得ないで使用している児童が全体の31%,家の人と約束(ルール)を決めていない児童がパソコン使用児童の約50%という結果が出ています。 
 インターネット利用上の注意や正しい使い方について,学校でも指導しますが,御家庭でも十分注意をしていただきますようお願いいたします。
    
              記

1 インターネット利用に関して心配なこと

・暴力的な内容,性的な内容,反社会的な内容を含むサイトにアクセスすること。
・名前や住所等を安易に書き込んでしまうこと。
・詐欺や児童売春などの犯罪に巻き込まれること。
・プロフやゲームサイトで知り合った人と外で会うこと。
・チャットやメール等で他の人を誹謗中傷する書き込みをすること。
・有料サイトに入り,代金の支払いを請求されること。

2 無料コミュニティーサイトについて

 子どもが好む傾向にある無料コミュニティーサイトの中には無料会員登録をして遊ぶというものがあります。例えば最近流行しているアメーバーピグの機能の1つには,無料会員登録をすると,仮想空間の中で自分の人形(ピグ)として参加できるというゲームです。釣りをしたり,いろんなエリアに出かけたり,知らない人からクリック(グッピング)しもらって得たアメG(ゲームのお金)で買い物ができたりします。アメGを貯めるのに,毎日アメーバーピグをしたくなるかもしれません。また,少しのアメGではピグの帽子や衣装などは買えないので,有料(本当のお金を払う)で買い物をするケースもあるようです。 楽しく遊べる一方で,コミュニティーサイトとしてまったく知らない人とのつながりができる危険性も理解しておく必要があります。
 また,小中学生のうちはこのような遊びをして友達の輪を保とうとする傾向がありますので,保護者の方には御注意をお願いします。

3 お願い 

 子どもが御家庭でパソコンを使う場合は,パスワードを設定したり,フィルタリングを設けて危険なサイトへの接続を防いだりする方法もありますが,子どもと話し合って約束ごと(ルール)をしっかりと決めて守らせてください。

(例)
・パソコンを使う時は,親の許可を得る。
 ・親がそばにいる時しかパソコンは使用しない。
 ・インターネットをする時間を決める。(長時間にならないように)
・人を傷つけるメールや書き込みを絶対しない。
・自分や家庭,友達の個人情報を絶対入力しない。 など。

2011年12月13日火曜日

人権集会

12月9日(金)業間から3限目の時間に体育館で「人権集会」を行いました。
全校児童が集まり、校長先生の「一人一人がたからもの」というお話を皮切りに、各学級で人権に関する発表をしました。
どの学級も心温まる発表内容でした。


人はいつも、人権を意識して生活しなくてはいけません。人権集会では、そのことを再認識させてくれるものでした。
人のことを考えて優しい気持ちで毎日を過ごしていきたいものです。

2011年12月7日水曜日

ケナフの紙すき

 12月6日,5年2組でケナフの紙すきをしました。ケナフは1学期から学級園で育ててきたものです。日当たりが悪く,思ったほど大きくは育ちませんでしたが,大きなものは2m近い大きさに育ちました。
 そのケナフの皮をむき,はさみで切り,ミキサーで細かくして,のりを混ぜて,紙すきの準備ができました。いざやってみると,ケナフの量が少なくて,全員分はできませんでしたが,次はもっとたくさんケナフを用意して紙をたくさん作るんだと,みんな張り切っていました。

2011年12月3日土曜日

人権週間が始まりました。

  12月2日~9日は,本郷小学校の人権週間です。それに伴い,3日の土曜日に人権授業参観と人権劇鑑賞を行いました。
 人権授業参観では,各学級で人権に関わる授業を公開しました。「どのような友だちが親友であるのか」考えさせる授業や,「友だちのいいところ探し」を通して一人一人のよさに気づかせる授業を行いました。
 人権劇観賞では,「劇団 民話芸術座」による『杜子春』の劇を観賞しました。「人間の心の汚さ」や,「人間として生きるには何を大切にするべきか」など,様々な人権的視点を持った劇で,それを鑑賞した子どもたちはそれぞれの学年に応じた感想を持ったようでした。はじめに本校の児童による朗読劇があったり,劇『杜子春』に児童が出演したりするなど,本校の児童も大活躍でした。
 お忙しい中,御来場下さった保護者の皆様,ありがとうございました。
 また,9日には人権集会を行い,各学級・各学年の人権にかかわる取り組みを発表する予定です。これらの活動を機に,お互いを大切にできるようになってほしいと思います。

3年生Aコープ見学


12月2日、3年生が社会科「お店ではたらく人」の学習の一環で、Aコープ大飯店を見学させていただきました。
 お店の人やお客さんにインタビューをしたり、ドアの向こうの部屋を見せて頂いたりして、「仕事の内容もいろいろあること」「お客さんに喜んでもらうための工夫」などを知りました。
 また、品物の産地調べもしました。日本各地から、あるいは外国からもたくさんの品物が運ばれてくることを知り、驚いていました。Aコープ大飯店のみなさん、インタビューに答えてくださったお客さん、お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。

2011年12月2日金曜日

5年生 ごはんとみそしる作り

  5年生の家庭科の調理実習で「ごはんとみそしる」を作りました。これまで、家の人にインタビューをしたりみんなで話し合ったりして、おいしく作るためのコツを考えてきました。子どもたちは、ごはんをお鍋で炊く体験は初めてです。火加減や時間に気をつけながら、真剣にお鍋とにらめっこをしていました。ごはんが炊けていくにつれ、ほんのりいい匂いがただよってきました。みそしるは、かつおと昆布で本格的な出汁をとりました。しっかりと出汁の効いたみそしるが出来上がりました。
 試食のときは、子どもたちの「おいしい!」の声が教室中に響きました。ごはんはふっくらもちもち、みそしるは出汁がきいて最高の味がしたようです。自分たちで作るとなおさらおいしく感じますね。ごはんを炊いたときに出来たおこげも香ばしく、子どもたちは大満足な様子でした。体験を通して、楽しみながら今後のためになる勉強ができましたね!

2011年12月1日木曜日

二学期まとめの時期に

雨上がりの日差しを受けてきらきらと輝きを増す,辺りの山々の紅や黄色の装いはとても美しいものです。秋が深まり頬を打つ初冬の風が身に凍みる季節となりましたが,保護者の皆さんには,如何お過ごしでしょうか。

 先月18日(金)には,大飯郡小中学校連合音楽会が高浜町文化会館で開催され,本校は5年生が出演し『ブリッジ』と『たからもの』を合唱しました。プログラム最初のステージ発表のため発声が大丈夫かなと若干の不安がありましたが,その不安を払拭するかのように,練習のときと同様の声量で,きれいな歌声を披露しました。音楽会の講師の先生からは,「声が柔らかく,言葉がきれいに表現できていました。」等の好評を得ました。練習の成果が発揮でき,嬉しい限りです。会場にお越しいただき御声援をいただきました保護者の皆さん,ありがとうございました。

 さて,二学期も残すところ3週間となりました。今学期には,体育大会やマラソン大会,郡連合体育大会,郡連合音楽会等々の多くの行事がありました。保護者や地域の皆さんの御協力を得て,いずれも順調に終えることができ有り難く思っています。二学期終盤のこの時期に,児童には健康管理に十分留意し,しっかりと二学期のまとめをしてほしいと願っています。



租税教育推進小浜税務署長表彰を受けました

 本校が10年以上に渡って租税教室を実施し,税に関する教育を熱心に取り組んでいることがその理由で,先月14日(月)に小浜税務署長さんが来校され,感謝状と盾を受け取りました。本校の租税教育が高く評価され,このような表彰を受けることになり,とても嬉しく思います。

今年度は12月8日(木)に6年生を対象にして租税教室を実施する予定です。この機会に児童には税に関する正しい知識をしっかり学習させたいと考えています。



人権週間にはこんな取り組みをします

12月4日から10日まで人権週間と定められています。日頃から自他の人権を大切にする教育を推進し,特に思いやりの心やかけがえのない命を大切にする心・態度を育てるよう取り組んでいます。人権週間とその前後には,その取り組みを各学級や児童会でも重点的に展開することとしています。12月3日(土)には,各学級で人権に関する公開授業を行います。また劇団『民話芸術座』を招き,『杜子春』(芥川龍之介 原作)を上演していただく予定です。杜子春の物語は,煩悩との戦いを通して人間の生き方について考えさせられる感動的な劇です。保護者の皆さんも,是非お越しいただき児童とともに観劇をお願いできたら有り難く思います。

2011年11月30日水曜日

4年生 職場見学へでかけました


 国語科で「仕事リーフレットを作ろう」という単元を学習しています。地域の方の働いておられる姿や働く場所を見学させていただき、インタビューをしたり、写真を撮ったりしながら、その仕事を紹介するリーフレットを作るという学習です。そこで11月29日(火)に4年生を6つのグル―プに分け、それぞれ自分の希望した(第1希望でない児童もいますが…)見学場所に出かけました。
 出発する前は、きんちょうした様子の児童もいたのですが、どの班も大きな声であいさつをし、あらかじめ考えてあった質問をしっかりすることができたようでした。この後どのようなリーフレットができあがるのかとても楽しみです。お世話になった事業所の皆様、引率ボランティアの皆様ありがとうございました。

2011年11月28日月曜日

4年生の集会発表

    11月28日の集会は,4年生の学年発表でした。蒔田晋治さんの詩『教室はまちがうところだ』を群読しました。まちがうことをおそれずに,どんどん手をあげて,意見の言い合える教室にしていこうという全部の子どもたちに聞かせたいとても良い詩です。
    毎日の音読練習の成果が出て,一人ひとりが大きな声ではっきりと言えました。発表後,聞いていた児童や教員から感想を言ってもらい,4年生は,内容がしっかりと伝わったことに,やりきった充実感を持つことができていたようです。

親子ものづくり体験教室

 11月26日(土)PTA文化部主催の親子ものづくり体験教室が子どもかぞく館でありました。
 本年度は,「万華鏡」と「モールでオーナメント」のどちらかから1つを選び,親子で作りました。
どの家族も,子どもかぞく館のスタッフの皆さんから,作り方の説明を受けながら,親子で協力しあい,素敵な作品を完成させていました。
 家庭に帰られてからも,万華鏡を一緒に見たり,オーナメントを飾ったりして,親子の会話も弾んだことと思います。

2011年11月22日火曜日

ひまわり班遊び

 11月22日の昼休みに、ひまわり班遊びがありました。ひまわり班遊びとは、編成された班で遊ぶことです。寒くなってきましたが、天気がとてもよく、気持ちのいい日差しがありました。児童は、おにごっこなどをして、元気に外で遊んでいました。6年生は、小学校生活で遊ぶ機会が少なくなってきたので、みんなと遊ぶ時間を楽しんでもらいたいなと思いました。

2011年11月21日月曜日

大飯郡連合音楽会

 11月16日(金)に高浜町文化会館で大飯郡連合音楽会が開かれました。
 本郷小学校5年生47名が参加し,「たからもの」と「ブリッジ」の2曲を合唱しました。
 どちらも心に響く温かい曲なので,聴いている人に伝わるように頑張って歌いました。
 チャンネルOで,今週26日(土)と27日(日)に番組として放送されますので,多くの方々に見ていただきたいと思います。5年生,頑張りました。

2011年11月18日金曜日

授業参観並びに人権劇鑑賞会についてのお知らせ

人権週間にちなみ,授業参観並びに人権劇鑑賞会を実施します。

1 期日  12月3日(土)

2 日程     
 8:25~ 9:10   授業参観    (低学年…人権に関する授業)
 9:20~10:05   授業参観     (高学年…人権に関する授業)
 10:25~12:10  人権劇鑑賞会 

3 お願い 5限目まで授業がありますので,お弁当の用意をお願いします。
       下校時刻は午後3時です。


人権劇の演目は「杜子春」です。
第1部は演劇教室で約25分間です。本校の児童・教員が4名参加します。演劇の基礎訓練や朗読劇に挑戦します。
第2部は「杜子春」の劇です。第二部にも本校の女子児童1名が参加します。
人間の生き方について考えさせられる感動的な劇です。
ぜひ御覧下さい。
なお,12月5日(月)は振替休業といたします。

5年生が音楽会リハーサル

11月17日、5年生が音楽会のリハーサルを兼ねて校内で合唱を披露しました。
曲名は「ブリッジ」「たからもの」。
 9月から歌の練習を始め10月からは放課後も練習を続け、頑張ってきました。

リハーサルでは、全校生を前に少し緊張していましたが、指揮と伴奏が始まると、
曲のイメージ通り、大変美しい歌声で歌うことができました。

 初めて聞いた児童は、
「きれいな声がすてきだった」
「ブリッジが心の中に浮かんできました」
「とっても上手!」
と絶賛し惜しみない拍手を送っていました。聞きにこられていた御家族の方も、
「感動しました」と笑顔で帰られました。

2011年11月9日水曜日

秋見つけの旅

 秋晴れの気持ちのいい11月2日、1年生はきのこの森へ「秋みつけの旅」に出かけました。

 きのこの森へは、路線バスを使いました。車窓の風景をじっと見ている児童,壁の広告ポスターを見てクスクス笑う児童,「止まります」のボタンを押したくてウズウズしている児童,「鏡がいっぱいあるなあ。」と観察している児童,運賃を入れるのを楽しみにしている児童,みんなそれぞれのバスの旅を楽しんでいました。

 きのこの森では,ミニブタとウサギとの触れ合いを楽しみました。最初は恐る恐る近づいていた子も、慣れてくると優しく体をなでることができていました。

 きれいな落ち葉や木の実を集めたり、遊具で遊んだりしているうちに、時間はあっという間に過ぎました。帰るころには、楽しい思い出とドングリや落ち葉のおみやげをたくさん持ち帰ることができました。

これからもこのような楽しい活動を通して、周りの人と仲良く過ごしたり、自然や生きものを大切にしたりすることを学んでいきたいと思います。











2011年11月1日火曜日

校内マラソン大会

  10月26日(水)に,校内マラソン大会が行われました。朝から気温が下がり,寒空の下での開催になりましたが,練習の成果を出そうとどの児童も頑張り,寒さを忘れるような力強い走りを見せてくれました。
  また,他の学年の児童が走っている時には,「がんばれ,がんばれ!」と,大きな声援をおくっている人がたくさんいました。見ている側は,走っている人の苦しさが分かるからこそ応援の声に力が入ります。友達からの気持ちのこもった「がんばれ!」の声に励まされた人が,きっとたくさんいたことと思います。
  当日までの練習期間中,互いに励まし合ったり,競い合ったりしながら,記録を目指して努力する姿が,あちらこちらで見られました。それらの姿にも児童たちの成長を感じました。
  お忙しい中,寒さの中,最後の学年が終わるまで応援をしてくださった御家庭の皆さん,ありがとうございました。

2011年10月31日月曜日

秋の深まりの中で

  朝夕,めっきりと肌寒くなり,辺りの山々も所々紅く色づいてきました。一雨ごとに秋の深まりを感じる今日この頃です。


 先日は,校内マラソン大会を実施しましたところ,お忙しい中多くの皆さんにお越しいただき御声援をいただきまして本当にありがとうございました。


「ありがとう」の花を咲かそう

 普段の児童の様子を見ていると,何か物をもらったときに「ありがとう」は比較的言えますが,誰かにお世話になったときはその親切がいかにも当たり前だという様子であったり,感謝の気持ちは多少あっても口に出して「ありがとう」はなかなか言えなかったりします。

日本語の中で一番美しい言葉は「ありがとう」だと思っています。「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人は,誰一人としていないと思います。美しい言葉というのは,言われると嬉しくなったり,よい気分になったりする言葉という意味です。そこで,本校では「ありがとう」という美しい言葉が自然に言える児童を増やしたいと考えました。

 その一つの手立てとして,児童玄関前ロビーに「ぽかぽかポスト」(期間限定)を設けました。友達に親切にしてもらったり,嬉しいことをしてもらったときに,「ありがとう」の気持ちをカードに書いてポストに入れ,それを後で掲示しようというものです。このポスト設置直後から,児童は沢山のカードを入れてくれています。二つ目には「ありがとう」の言葉を口に出していう取り組みです。学級内でその機会を意図的に増やすよう取り組みます。例えば,友達から何かを配ってもらったときには,渡す児童は「どうぞ(はい)」と言い,受け取る児童は「ありがとう」の言葉を口に出すよう習慣づけるものです。

 温かな言葉が溢れると学級内・学校内は居心地がよくなりますし,一層意欲的に学習に取り組もうという雰囲気も生まれてくるはずです。ちょっと欲張りですが,自分のよくない言動を相手に注意してもらったときにも,「(注意をしてもらって)ありがとう」と素直に言える心が育ってくれればとても嬉しいと思います。



ペットボトルキャップの贈呈式を行いました

 先月の学校だよりでも紹介しましたが,児童会で9月下旬から10月初旬までペットボトルのキャップを10,000個目標に収集する活動を展開しました。その結果,目標を大きく上回る約15,000個が集まりました。そこで,先月20日(木)の業間活動の時間に町社会福祉協議会の方にお越しいただき,贈呈式を実施しました。贈呈式では,児童会代表の6年生が「全校児童で集めた貴重なキャップです。貧しくて困っている子どもたちの命を一つでも多く救ってください。」と一言添えて手渡しました。「ありがとうござます。」とのお礼の言葉があり,児童会運営委員もこの活動を終えて満足げな表情を満面に浮かべていました。

本校児童の温かな心がきっと世界の仲間に伝わるものと思います。意欲的に活動した児童会の皆さんは御苦労様でした。また,御協力いただきました保護者の皆さん,ありがとうございました。

2011年10月14日金曜日

マラソン大会が開催されます

10月26日(水)にマラソン大会が行われます。
雨天の場合は,27日(木),28日(金)と順次延期します。
コースは,本校グラウンドと校舎周囲です。
1・2年は1200m,3・4年は1600年,5・6年は2000mを走ります。

 9:10~ 9:20  1年の部
 9:20~ 9:30  2年の部
 9:30~ 9:40  3年の部
 9:40~ 9:50  4年の部
 9:50~10:05  5年の部
10:05~10:20  6年の部

の予定です。
御都合がつきましたら,応援においで下さい。

2011年10月11日火曜日

マラソン大会に向けて

10月26日は校内マラソン大会です。

今,子供達はマラソン大会に向けて,朝,業間,昼休み・・・と,自主的に走っています。
12日火曜日の業間から全校で走る予定でしたが,それに先駆け,子供達は自主的に走っているのです。その原動力となった
一つが「マラソンカード」です。このマラソンカードは,体育委員が考えたものです。このカードは子供達に大人気の「冒険版」と「スイーツ版」との2種類あり,子供が好きな方を選んで使えます。そして,どちらのカードにも丸があり,学年によって走った分だけ丸が塗れるようになっています。100個塗れると,体育委員から「完走賞」の賞状がもらえます。また,100個走りきった子供達にも,次の目標の「120個」まで丸があり,より高い目標へチャレンジできるという優れ物です。

マラソンは決して楽な競技ではなく,自分との戦いでもあります。走ることによって,足,心臓,心が鍛えられます。また,周りの人の声援によって自分の力以上の力が発揮できる時もあります。

10月26日のマラソン大会には,「仲間と共に,自分に打ち勝つ走り」ができるといいなと思います。御都合がつかれる方は,是非御来校いただき,子供達に御声援をお願いします。

2011年10月7日金曜日

絵手紙教室




10月6日(木)5、6時間目に、おおい町川上在住の画家、渡辺淳さんをお招きし、「絵手紙教室」を行いました。参加した4年生は、渡辺先生の作品を見て「すごい!」と大きな歓声をあげていました。

渡辺先生には、「鉛筆で下書きせずに、最初から絵具等を使って自分の思うように書けばいいですよ。」とご指導頂きました。児童たちは自宅から持ってきた箱のふたに、彼岸花やススキなど、秋の草花や果物を思い思いに描いていました。

一つひとつの作品にそれぞれの個性が表れていて、どれも素晴らしい作品になったと思います。最後に渡辺先生から「これからも絵を描くことを楽しんでください。」とのお話を頂きました。とても温かい授業で、児童たちの楽しそうな表情が印象的でした。

2011年10月3日月曜日

実りの秋に

 朝夕めっきり涼しくなりました。稲の刈り入れが終わった田んぼのあぜ道や佐分利川の堤防が色鮮やかなヒガンバナで彩られ,秋の風情を感じさせてくれます。

先月10日(土)に本校と大飯幼稚園との合同体育大会を開催しましたところ,多くの御来賓の皆様や保護者・地域の皆様にはお忙しい中お越しいただき温かい御声援をいただきましたこと,心から厚くお礼申し上げます。児童会が考えた大会テーマは「絆(きずな) ~仲間を信じ,協力し合って,勝利をゲット!」でした。大会を終えた後,ある方から絵手紙を頂戴しました。それには徒競走をする児童とそれを応援する児童の様子が描かれ,「疾走する本小・子どもたち 応援する仲間たちグラウンドには温かい絆があった」との言葉が添えてありました。学校は多くの方々のお力添えを得ながら教育活動を展開しています。このような心温まる応援をいただき本当に嬉しく思います。


ペットボトルのキャップを集めています

 さて,児童会運営委員の発案で,9月21日から10月5日までペットボトルのキャップを10,000個目標に収集しています。児童会では,何かボランティア活動をできないかということで話し合ったところ,ペットボトルのキャップを集めて発展途上国の子どもたちにワクチンを届けようということになりました。キャップは再資源化できますので,その売却益でワクチンを届けることができることをネットで調べて知ったとのことです。

世界の国々には栄養失調や下痢,感染症で命を落としたり後遺症に苦しんだりしている子どもたちが多くいます。そのような子どもたちにワクチンを届けることができれば,国境を越えたすばらしい贈り物になります。児童会ではすばらしいことを考えてくれました。このような取り組みを通して,児童が豊かな心を育み,また併せて資源のリサイクルや環境問題を考える契機になればいいと考えています。

 活動前日に運営委員の児童が全校児童に趣旨を説明し,無理のない範囲内で協力を呼びかけていました。それぞれの御家庭でもこのことを話題にしていただければ有り難く思います。活動初日からたくさんのキャップが集まっています。御協力をいただきました保護者の皆さん,ありがとうございました。

2011年9月28日水曜日

ペットボトルキャップ回収活動




 本校の児童会では,ペットボトルキャップの回収に取り組んでいます。 9月20日の児童集会で,運営委員から,ペットボトルキャップの回収を全児童に呼びかけました。 回収期間は9月21日~10月3日で,集める目標は10,000個です。キャップ400個をゴミとして焼却処分すると3150gのCO2が発生しますが,その400個を回収すれば10円のワクチン代になります。 たとえば,ポリオワクチンは1人分20円ですので,キャップ800個(20円)で1人の子どもの命が救えます。 児童は,この活動に大変意欲的で,キャップ持参で登校する児童の姿が毎日見られます。 この取り組みが,限られた資源を大切にし,地球環境を考え,また,世界の子どもたちの命を考えるきっかけになって欲しいと願っています。 保護者の皆様の御協力を,宜しくお願い致します。
(注意;ペットボトルに貼ってあるキャンペーンのシールは,剥がして持たせて下さい。)

2011年9月21日水曜日

 6年生があいさつ標語の紹介をしてくれました

 本校では,「元気に(おはよう,こんにちは,さようなら),心から(ありがとう),素直に(ごめんなさい)」が実践できる児童の育成に取り組んでいます。
 あいさつリーダーが中心になって「あいさつ」を呼びかけたり,朝,日直の先生が玄関で児童を迎えたりなどの取り組みをしています。
 9月20日(火)には,児童集会の場で,6年生が自分の考えた「あいさつ標語」を一人ずつ紹介してくれました。
 あいさつができる児童の実践を通して,仲間づくり,居心地のよい学校づくり,そして,豊かな心の育成に努めていきたいと考えていますので,家庭や地域の方々も応援いただければ有難いと思います。

 

2011年9月14日水曜日

体育大会

   9月10日(土)好天に恵まれ、「絆~仲間を信じ、協力し合って、勝利をゲット」の大会テーマもと、大飯幼稚園・本郷小学校の合同体育大会が開催されました。
   当日お越しいただいた御家族、御来賓の皆さま、地域の方々からたくさんの御声援をいただきありがとうございました。
   台風の影響で、十分な練習時間がとれず、また厳しい残暑の中での体育大会でしたが、子どもたちは十分に力を発揮していました。特に6年生は応援のリーダーとしてメンバーをまとめ、また自分の係りの役割を果たしていました。下級生は、徒競争や団体競技に力いっぱい頑張っていましたし、上級生の競技や演技に大きな拍手を送っていました。この経験をこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。


2011年9月6日火曜日

本郷踊りの練習会

 
   9月5日(月)3限目、5・6年生が体育館で本郷踊りの練習を行いました。10日(土)の体育大会で全校児童と保護者がペアになり昼食前に踊ります。それに向けての練習です。本郷踊り保存会の3名の方々に踊り方を教わりました。地域の伝統文化を学ぶ機会を得て、とても有意義な時間となりました。
 本郷踊り保存会の3名の方々には、大変お世話になり、ありがとうございました。

2011年9月1日木曜日

二学期がスタートしました

 今年の夏は,昨年に比べ猛暑日が少なかったとはいえ,梅雨明けから7月上旬までと8月上旬を中心に35度前後の暑い日が続きました。お盆に小浜市内にお墓詣りに行きましたらあまりに暑いので,車に乗って外気温を測ったところ,なんと40度を表示していました。その晩テレビを見ると小浜市が同市観測史上最高の38.1度を記録したと報道していました。同じ市内でも場所により気温がいくらか異なるようですが,記録的な暑さに驚きました。電力不足が心配された今夏は,全国的に節電が呼びかけられましたので,本校でも例年以上にエアコンや照明の節電を心掛けましたが,エネルギー資源の有り難さを改めて実感した次第です。それぞれの御家庭でも,節電に努められたことと思います。子どもたちには,このような時期だからこそ,資源の大切さや有り難さについてしっかり考えてくれればいいなと思いましたが,どうだったでしょうか…。


 3月11日の大震災以後,我が国の現状と将来が心配される状況が続いていますが,目の前の子どもたちには何ら責任はありません。子どもたちに明るい将来の展望が拓かれるよう,教育活動に力を注ぎたいという気持ちを強くしているところです。

 さて,暑さが幾分和らぎ,秋の気配を漂わせる風を頬に感じる頃となりました。40日余りの夏季休業中,大きな事故を耳にすることなく,とても有り難く思っています。いろいろな体験を通して一回り大きくなった子どもたちが,本日,元気に二学期のスタートを切りました。やはり,学校は子どもたちの元気な声が響き渡るといいですね。子どもたちを見ると,「さあ,頑張るぞ!」という力が湧いてきます。二学期も引き続き保護者や地域の皆様の温かい御理解と御支援をお願いいたします。


このことを重点的に取り組みます

 二学期には,校内や郡の体育大会,郡音楽会,マラソン大会等々の多くの行事を予定しています。子どもたちには,日々の教育活動とともにそれらの行事を活かしながら,豊かな心や確かな学力,逞しい体力をつけられるよう取り組んでいきたいと考えています。以下のことを重点的に取り組みます。

○ 子どもたちの人間関係を育てる取り組み(集団づくり)や,人権意識を高め  る取り組みをを通して,一人ひとりの子どもが居心地がよいと感じる学校づく  りを進めます。

○ 子どもたちの学校生活の大半は授業時間です。子どもたちにとって授業時間  が一層充実するように努めます。特に,国語科を中心に,読解力の向上を図る とともに,自分の考えを表現する力を育てる学習の工夫を図ります。

○ あいさつ(元気に“おはよう”,心から“ありがとう”,素直に“ごめんなさ  い”)がしっかり言える力をつけるよう取り組みます。

2011年8月23日火曜日

全校登校日

 長い夏休みもあと10日足らずとなりました。9月から始まる2学期がスムーズにスタートできるように,課題点検やきまりよい生活リズムを取り戻す指導を行うため,全校登校日を設けました。
 8月22日,いつもの時間に登校してきた児童の中には,眠そうな子もいましたが,久しぶりに会う友だち同士,夏休み中の様子を話し合ったり,誘い合って体育館やグラウンドで遊んだりする姿も見られ,みんな元気そうでした。
 夏休みも残りわずかとなりましたが,有意義に過ごしてほしいと思います。

2011年8月9日火曜日

元気に育っています

 1学期中に,各学級や委員会などで世話をしてきた花や野菜
は,今どうなっているのでしょう。
 花や野菜は,夏休みに入ってもぐんぐん大きくなっています。畑全面をおおうように葉をしげらせているサツマイモやカボチャ,ぐんぐんつるを伸ばしているヘチマ,次から次へと実をつけているミニトマトなどがあります。夏の暑い時でも元気いっぱいの本郷小学校のみなさんのようですね。
 夏休み中は学校に来る機会はあまりありませんが,プール開放などで学校に来る時には,ぜひ花や野菜がどれくらい大きくなったのかを見てくださいね。

2011年8月4日木曜日

本郷小学校 概要

 
基本情報
学校名 おおい町立 本郷小学校
学校住所 〒919-2111 福井県大飯郡おおい町本郷80-7
電話番号 0770-77-0004
FAX番号 0770-77-2123
電子メール hongo-e☆town-ohi.ed.jp
  (スパムメール対策です。☆を@に変えてください。) 
学校教育目標

「生きる力」を身につけ,生き生きと輝く児童の育成
めざす児童像
  かしこく(学ぶことを楽しく感じられる子)
  やさしく(自他を大切にする思いやりのある子)
  たくましく(根気強くやりぬくたくましい子)
めざす学校像
  笑顔あふれる学校
  活気ある学校
  保護者・地域に信頼される学校
めざす教師像
  愛情豊かな教師
  向上心のある教師
  協働する教師
  組織の一員としての自覚のある教師
努力事項
  確かな学力の育成
○わかる授業,児童主体の授業を目指し,指導方法の工夫・改善に努める。
○学習指導要領の趣旨を踏まえ,基礎的・基本的な知識及び技能を習得させる。
○自分の思いや考えをしっかりと表現できる力を育成する。
  豊かな心の育成
○一人ひとりが認め合い,高めあう学級・学年集団づくりをめざす。
○道徳の時間の充実と道徳的実践力を育成する。
○朝読書の充実を図るとともに,家庭読書を推奨し,読書週間の形成を図る。
  たくましい心と体づくり
○スポーツ好きな児童を育成するため,体育に親しむ活動の工夫を図る。
○マナーの定着と気持ちのよい挨拶の指導を徹底する。
○健康・食に関する指導を推進し,望ましい生活習慣や食生活を身につけさせる。
  居心地のよい学校づくり
○児童と共に過ごす時間を大切にするなかで児童理解を深め,一人ひとりの児童のニーズに即した教育相談の充実を図る。
○互いの願いや思い・心の痛みに共感できる感性を育み,人権意識の高い集団づくりを推進する。
  信頼される学校づくり
○各種たよりや授業公開,ホームページ等を通して,情報を積極的に発信し説明責任を果たす。
○スクールボランティアや地域・学校協議会,学校評価などを活かしながら,保護者や地域に信頼される学校づくりを推進する。
研究主題

自分の思いや考えを生き生きと表現できる児童の育成を目指して

2011年8月1日月曜日

町内小学校児童交流会

7月27日、町内4つの小学校の6年生が本郷小学校に集まり、交流会を行いました。はじめに各学校の紹介をしました。同じ町内であっても、学校によって特色のある取り組みや行事があり、児童も真剣に話を聞いていました。その後、前半はうちわを使った自己紹介やゲームを行い、後半は4,5人のグループでジャンボじゃんけんゲームを行いました。短い時間でしたが、ゲームを通して、いろいろな学校の友達ができ、帰る際には、「さようなら」とお互いに声をかけあうまでになっていました。

2011年7月25日月曜日

PTAスポーツ大会

 7月8日、おおい町総合運動公園体育館で、PTAスポーツ大会が行われました。ソフトバレーに教職員2チームを含む15チームが参加し、3チームずつ5つのブロックに分かれて熱戦が繰り広げられました。
 その結果、「6-2A」「4-2」「1-1」「5-2」「6-2B」の各チームがブロック優勝を果たしました。おめでとうございました。
 PTA体育部のみなさんには、準備・運営・後片付け等大変お世話になりました。ありがとうございました。

2011年7月13日水曜日

七夕集会

7月7日、業間と3時間目に七夕集会が行われました。縦わり班の色ごとに笹に飾りをつけ、全員が願いごとを書いた短冊を持ち寄りました。七夕さまの歌を歌うことから始まり、文化生活委員会の劇、願いごとの発表や短冊の飾り付け、運営委員会主催の○×クイズなど、楽しい企画ばかりでとても盛り上がる集会でした。七夕の星空だけでなく、児童たちの笑顔もキラキラと輝いていました。いつかみんなの願いごとが叶うといいですね。

2011年7月7日木曜日

自転車交通安全教室

7月6日,2・4・5年生を対象に自転車交通安全教室が行われました。低学年はグラウンドで発進や停止,ハンドル操作の基礎練習を,中学年はグラウンドでの基礎練習と,学校敷地内で実践練習,高学年は実際に道路に出て実践練習を行いました。児童は,交通指導員さんの話をよく聞き,真剣に練習に取り組みました。実践練習では,指導員さんだけでなく,たくさんの保護者ボランティアの方にも見ていただき,安全確認を忘れていないかなどについてチェックしていただきました。学んだことを忘れずに,普段から実践してほしいものですね。1・3・6年生は7月8日の予定です。

2011年7月1日金曜日

一学期のまとめの時期に

校舎中庭のツツジに混じって元気よく伸びるハマスゲや,校庭で目につくオヒシバなどの生命力に感嘆すると同時に,正直に言えば恨めしくも思う季節です。じめじめと暑い毎日が続いています。そんななか,児童は一生懸命学習に取り組んだり,汗びっしょりになって遊んだりしています。プールからは児童の大きな歓声も聞こえてきます。子どもたちには,大人にないエネルギーが感じられますね。
 早いもので夏休みまであと20日となりました。学校では今,一学期の学習や生活を振り返らせ,しっかりとしたまとめをし,児童が楽しみにしている夏休みに繋げていきたいと考えているところです。

毎日 ありがとうございます
 ところで,私は登校時の児童の様子を見に,朝できるだけ通学路に足を運ぶようにしています。何度か足を運ぶうちに,毎朝,児童が県道を安全に横断できるよう指導してくださる方や,児童と一緒に歩きながら児童の安全を見守ってくださる方がいらっしゃることに気づきます。また,あるお祖母さんは,毎朝,児童の通学時間帯になると必ず自宅玄関前に立って,「おはよう」と声をかけてくださっています。児童がバスや車とすれ違う際に事故に遭わないように心配して見守ってくださっている方々もいらっしゃいます。保護者の皆さんが輪番で児童の登校時の安全を守る取り組みをしてくださっている学区もあります。見守り隊の方々には,児童が安全に下校できるように毎日お力添えをいただいています。
 学校でも毎日,教員が輪番で登下校指導を行っていますが,なにぶんにも学校外のことですので,行き届かないことも多々あります。このように地域の皆さんに温かく見守られながら児童が登下校できることは,とても有り難いことだと思います。本当にありがとうございます。

夏季休業中の8月22日(月)は登校日です
  今日から7月。そろそろ夏季休業中の計画を立てられる御家庭もあろうかと思いますので,少し早いですが,休業中の登校日についてお知らせします。例年,休業中にも児童がしっかりと学習に取り組むよう宿題を出すようにしています。ところが,休業中に宿題を終えることができず,二学期に入ってから学校での休み時間や放課後,また家庭でそれを取り組む状況に陥る児童が何名か出てしまいます。そんな児童にとっては,二学期の初めはとても憂鬱になってしまいます。どの児童も,気持ち良く二学期がスタートできるよう,休業中の後半に宿題点検・提出日を設け,宿題を終えることができそうにない児童については,できるだけ休業中に手立てを講じたいと考えています。その登校日を8月22日(月)とします。趣旨を御理解のうえ御協力くださいますようお願いします。

2011年6月27日月曜日

梅もぎ体験

6月27日,4年生と6年生が,尾内の梅園で「梅もぎ体験」をさせてもらいました。
ひとり20~30個をもいで,袋に入れて,学校に持って帰りました。食育ボランティアの方々に,6年生は「梅干し」,4年生は「梅ジュース」の作り方を教わり,実際に調理しました。ご協力いただいた方々,大変お世話になり,ありがとうございました。

2011年6月15日水曜日

避難訓練

6月15日,地震,その後に火災が起こったということを想定して避難訓練が行われました。
避難指示の放送があってから,3分以内に全員グランドに避難することができました。ハンカチを忘れている人,隣の人と話す人がいたことが今後の課題です。消防署の方のお話の後,消火器による消火訓練がありました。

2011年6月14日火曜日

なかよし集会

6月14日の業間から3時間目にかけて,「なかよし集会(人権集会)」が開かれました。
それぞれが人権を尊重して仲の良い本郷小学校にするために,まず,運営委員会から学校全体で守っていく「なかよし憲法」の紹介がありました。その後,各学級での「なかよし目標」の発表がありました。最後に,全校で仲間を意識した遊びをしました。今日考えたことを守って,みんなが楽しく過ごせる本郷小にしていってほしいです。

2011年6月2日木曜日

緑が眩しい季節に

緑が眩しい季節になりました。校舎の周りの草木が緑を帯びて逞しく伸びていく姿は私たちに元気を与えてくれます。草木の成長にとって欠かせないのは雨の日であり,晴れの日です。晴雨双方が適度に繰り返されることより,幹や枝は逞しく育っていきます。雨の日ばかりでは根が腐ってしまいますし,晴れの日ばかりでも枯れてしまいます。

 児童の成長にとってもこれと同様に優しさと厳しさが必要です。児童は優しさだけでは甘えや我が儘が出て逞しく育ちませんし,厳しさだけでは気持ちが荒んだり萎縮したりして豊かな心は育ちません。児童の様子をしっかりと見守り,場に応じて温かさと厳しさを使い分け,児童に接していくことがとても大切ですね。
 ところで,一昨日は思わぬ強風と強雨で臨時休業になりました。その翌朝,学級園で栽培している野菜がどうなったかを心配したある学級の児童たちが学級園に集まりました。ある男子児童が「キュウリが無事で良かったね!」と思わず嬉しそうに声を出すと,周りの児童もほっとした様子でした。キュウリだけでなく,ミニトマト,カボチャ,インゲンなども風雨に負けず元気に育っています。


PTA奉仕作業,お世話になりました

 先週土曜日には,お忙しい中,資源回収やプール掃除,またグラウンドや校舎の周囲,通学路の除草作業等々を多くの皆さんに行っていただき,ありがとうございました。作業終了近くになって小雨が降り出しましたが,ほぼ予定通り作業を終えることができ,とても有り難く思っています。皆さんの御理解と御協力により,児童はきれいになったプールで水泳学習ができる日をとても楽しみにしておりますし,グラウンドで気持ちよく体育の学習や遊びができることを喜んでいます。御協力いただきました多くの皆さんに心から厚くお礼申し上げます。


あいさつがしっかりできる子になってほしい

 あいさつは人と人を結び付け,社会の潤滑油になる不思議な力を持っています。あいさつがしっかりできる人は周囲から信頼を得やすいですし,逆にあいさつができない人は社会で通用しません。本校の児童にはあいさつの習慣をしっかりと身につけさせたいと願い,取り組みを進めています。朝,輝いた表情で元気よくあいさつをしてくれる児童を見ると,思わず嬉しくなります。

 福井新聞の「越山若水」(H23/4/9付)によりますと,あいさつができる子になってほしいと願うのは,我が国だけに限らず万国共通のようです。欧米の家庭では三つの言葉と一つの行為を「四つの潤滑油」と称して赤ん坊の頃から徹底して教えると言います。「プリーズ」「サンキュー」「エクスキューズミー」,そして「スマイル」がそれです。我が国でも幼い頃から,このような躾がとても大切だと考えています。是非,御家庭でも御理解と御協力をお願いします。

2011年5月2日月曜日

心地よい緑に包まれて

5月に入り,緑が一段と色濃くなって目を潤してくれます。周りの山々や道端の草花が賑やかに緑を競っています。新学期が始まり早一ヶ月が過ぎました。校舎内には児童の元気よい声が響き渡り,5月の若葉と同じく生命の躍動感を感じさせてくれます。


 先日はPTA総会や授業参観等に多くの皆さんに御出席をいただき,ありがとうございました。PTA活動等を通して大きな御支援をいただけることをとても嬉しく思います。保護者や地域の皆さんの御期待に応え,安心してお子さんを託していただける学校づくりを一層推進するため,教職員一丸となって頑張りたいと思います。



 あいさつがしっかりできる児童を育てたい

 本年度重点的に取り組みたいと考えていることの一つは,あいさつがしっかりできる児童を育てたいということです。元気に「おはよう(こんにちは,さようなら)」,心から「ありがとう」,素直に「ごめんなさい」が言える力を身に付けたい(「ありがとう」,「ごめんなさい」という言葉もあいさつ言葉の中に含める)と考えています。現在,対人関係を築く力の不足している児童が増えていることはよく指摘されるところです。対人関係を築く第一歩はしっかりとしたあいさつができることです。大人になってもあいさつがしっかりできない人は,周りの人からの信頼を得られませんし社会でも通用しません。あいさつの習慣は小学生の頃からしっかりと付けたいものです。あいさつが習慣化すると,心が豊かに育ってくるという側面も期待できます。例えば,人に親切にしてもらったときに,「ありがとう」という言葉を口にするように心がけることは,感謝の心を育むことにつながります。また,他人に迷惑をかけたときに,「ごめんなさい」という言葉を口にするように心がけることは,自己の行いを振り返り,善悪の判断や他人との関係について振り返る心と態度を育むことにつながります。児童にはあいさつの習慣を通して対人関係のスキルや豊かな心が育ってくれることを願っています。

しかし,児童にあいさつの習慣を身に付けさせることは,簡単なようで実はかなりの指導力を要することであり,大人が自己を律することも求められます。児童にあいさつの力を付けようとするなら,大人が範を示し,児童に教えることがとても重要です。その役割は,学校では教職員,家庭では保護者の皆さんです。御協力をよろしくお願いいたします。



「人権の花」を咲かせます

 去る25日(月)の業間活動の時間に,人権擁護委員さんの方と役場担当課の方が本校を訪問され,「人権の花」を贈呈してくださいました。児童を代表して児童会の整美園芸委員がマリーゴールドの苗を150本受け取りました。人権擁護委員さんから「人権とは,一人一人を大切にすることです。相手の気持ちを考えて行動しましょう。思いやりの心を持って人と接しましょう。」とのお話があり,児童は真剣に耳を傾けました。

 秋口になると,マリーゴールドの黄やオレンジの花びらが前庭を美しく彩ってくれるものと思います。花に水をやるときは,元気に育ってくれるようにと誰もが優しい気持ちになります。校舎内外に思いやりの花が溢れ,困っている友達や寂しそうにしている友達を見かけたら,優しく思いやりのある心で接してくれる児童が増えてくることを心から願っています。

2011年4月5日火曜日

ご挨拶

校長 渡邉 賢一
 佐分利街道沿いの桜並木の桜の蕾も大きく膨らみ,暖かな春の訪れを感じさせてくれます。この4月1日に本校の校長として着任いたしました。保護者や地域の皆様から信頼され,安心してお子さんを預けていただける学校づくりを推進するため,微力ではありますが,誠心誠意職責を全うしたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ところで,先月11日に起きた東北・関東大震災では多くの尊い命が失われ,また現在多くの人々が避難生活を余儀なくされています。心からお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに,一日も早く平穏な生活に戻れますよう祈らずにはいられません。大切な家族や友達,家屋等をなくし,心に大きな傷を負っている子どもも多いと聞きます。被災地では,多くの学校が壊されたり流されたりしました。また,校舎や体育館が避難所として,校庭が仮設住宅の設置場所としての大きな役割を担っています。阪神・淡路大震災では,学校を再開することが子どもの心のケアに重要な役割を果たしたと言われます。そこで,このような困難極まる状況ではありますが,被災地の子どもたちのケアのためには,どのような形であれできるだけ早い時期での学校再開が必要だろうと思います。学校を再開し子どもたちの瞳に輝きが戻ると,被災地の人々に希望の光をともすことにも繋がると思います。本校の子どもたちには,このような機会に,他人の心の痛みに思いを寄せる温かな心や,人と人との支え合い,公共のために尽くす心等を教えることがとても大切であると考えています。

 さて,6日に平成23年度入学式を執り行いました。多くの御来賓と新入生の保護者の皆様の御臨席を賜り,滞りなく入学式を終えることができましたことを嬉しく思います。改めてお子様の御入学おめでとうございます。また,2年生から6年生の保護者の皆様には,お子様の御進級を心からお祝い申し上げます。

 新年度が始まり,校舎内外に児童の元気な声が響き,学校に活気が満ちています。一人一人の児童はかけがえのない存在であり,学校の主役は言うまでもなく児童です。本校では,学校教育目標を,「個がいきいきと輝き,“生きる力”をつけた児童を育成する」とし,「知・徳・体」の三つの面でバランスのとれた人間として成長できるよう教育活動を充実させていきたいと考えています。

 ・たくましくねばり強い子  ・助け合い思いやる子 ・よく考え進んで学ぶ子

「めざす児童像」を上記の三つに整理し,一人一人の児童が目を輝かせながら学び,「学校って楽しいな,明日も学校へ行きたいな」と実感できる本郷小学校を目指します。そのために,一人一人の教職員が自らの資質・指導力を高めるよう日々研鑽を積んでまいりたいと決意を新たにしているところです。保護者や地域の皆様には,一層の御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。

2011年3月3日木曜日

耐雪梅花麗

 ♪赤いはなおのジョジョはいて♪ みいちゃんが春を待っているように,子供たちの心には中学校や次の学年へ向けた希望という花のつぼみが大きく膨らんで,今にも咲こうとしています。それに合わせるように,梅の花が,尾内や本郷の梅林で咲いています。低学年のポーチではオオイヌノフグリが薄青色の可憐な花をつけていました。でも明日からまた寒くなりそうです。春がそこまでやってきているのに,あと一息のところで足踏みをしています。でも,確実に心も季節も春の日差しのように明るさを増してきています。

 今年の冬は近年にない厳しい冬で雪もたくさん積もりました。西郷隆盛の「耐雪梅花麗」(ゆきにたへて ばいかうるはし)という言葉があります。冬の厳しい雪や寒さに耐えた梅の花ほど,春になって一層美しく咲くということです。

 本郷小の子供たちには,それぞれに,この一年の間にうれしいことや楽しいことがいっぱいでした。でも,しんどいことや困難なこともあったことと思います。特に6年生はよく下級生の面倒を見てくれました。でも,ひまわり班や清掃活動での下級生を指導する難しさ,児童会のリーダーとして全体を動かすことの大変さ苦労も経験したと思います。勉強もいつもいつもササッと理解できれば苦労はありません。頑張って努力してもテストが良い点数ばかりとは言えません。その難しさ,苦しさ,大変さが厳しい冬の雪や寒さであり,それに耐えたあとに花開く梅は,一層美しく輝く子供たちということなのです。満を持して縮んでいたバネがより大きく跳びはねるように。

 1年生が校長室によくやって来ます。先日もやって来てこんなことを言っていました。「6年生,卒業せんかったらええのに」と。「何で?」と聞くと,「6年生,優しいし」と言うのです。詳しく聞くと,毎日の登校時,一緒に歩いてくれたり,励ましてくれたりして嬉しかったというのです。さすが6年生。小さい子を気遣いながら登校してくれていたんです。見えないところにさりげなく咲いている花。華やかではないけど周りをいい香りにしてくれる花があります。6年生はこんな花も咲かせてくれていたのです。

 1年生には気の毒ですが,6年生はあと2週間余りで卒業です。でも心配はいりません。5年生がしっかりバトンを受け継いでくれることでしょう。

 時がたつのは早いもので,もう今年度「最後」の学校便りをお届けすることになってしまいました。保護者の方々や,地域の方々には,読み聞かせ活動,生活科・家庭科・学校行事の支援の活動,子どもの安全のための登下校時の見守り活動,図書室整備や行事のためのボランティア活動を始め,授業参観や各行事への参加,子どもたちの応援など,何かにつけて温かいご理解,惜しみないご協力をいただき,学校を支えていただきましたことに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

2011年2月23日水曜日

豆つかみリレー

 2月21日(月)に,ひまわり班対抗で行う「豆つまみリレー」がありました。
 班ごとで順番に,お箸を使って豆をお皿に入れていきました。給食委員の児童が,正しいお箸の持ち方や使い方を教えてくれています。そのおかげもあり,1年生から6年生まで上手に豆をつまんでいました。「豆つまみリレー」はとても盛り上がり,全校で活動する楽しさをみんなで味わうことができました。これからも上手にお箸を使ってくれると思います。

2011年2月14日月曜日

がんばりました!校内なわとび大会

10日(木)に,校内なわとび大会が開かれました。
内容は,時間とび(低学年2分,中学年3分,高学年4分)と種目とび(低・中・高学年別で各2種目)です。
 当日はやや気温も低く,決して良いコンディションではなかったのですが,どの児童も今まで練習してきた成果を発揮しようと,一生懸命に取り組んでいました。体育の授業や休み時間だけでなく,家に帰ってからも進んで練習していたという児童も少なくありません。
長い間とび続けたり,難しいとび方をマスターするには,もちろん練習が欠かせません。なわとびを通して,ねばり強く挑戦することの大切さを感じ取れたのではないかと思います。
お忙しい中,応援に来ていただいた保護者の皆様,大変ありがとうございました。







2011年2月8日火曜日

寒くっても、元気です!

 3学期が始まってから何度も降った雪も、2月に入り、一段落ついたようです。真っ白だったグラウンドにはカラフルなジャンバーの色が良く映えて、私も思わず外に誘われ、久しぶりの雪遊びを楽しみました。最近では雪もずいぶん解けて、土の色が見られるようになりました。
 学校では、昼休みには縦割り班対抗ドッジボール大会を、また水曜日の放課後には1~3年生を対象にした「スポーツ大好きっ子」を行っていて、体育館は熱く盛り上がっています。
 インフルエンザや風邪などに負けず、寒さを忘れて元気いっぱいに体を動かして、この冬も楽しく過ごしてほしいと思います。 

                                                        
           ~縦割り班対抗ドッジボール大会~



~スポーツ大好きっ子~

2011年2月2日水曜日

あなたの命をいただきます

   今日から2月。旧暦では2月を如月(きさらぎ)といいます。きさらぎの語源は,広辞苑では衣服を更に着るほど寒い…(衣更着)となっていましたが,第2版からは草木が更生することをいうので(生更ぎ)というのが正しい説となりました。旧暦の2月は今の3月です。草木が小さな芽を出し春の息吹を感じる頃ということで(生更ぎ)が正説となったのでしょう。4日は立春ですが春にはまだまだ遠いようです。それにしても今年のこの寒さ,この大雪,間違った(衣更着)説を採りたくなるのは私だけでしょうか。ちなみに,昔の人は「如月」以外に「梅見月」「雪解け月」などと名前をつけて,季節の移り変わりを楽しんでいたようです。

 先週は学校給食週間でした。学校給食は明治22年に山形県の小学校で始まったのが起源とされています。122年前です。本郷小では学校給食週間にちなんで,給食センターの調理員さんに来ていただいて一緒に給食を食べました。その後の給食集会では,福井県産食材のビンゴゲームで食の勉強をしたり,調理員さんや栄養教諭の先生,校務員さんに各クラスから心のこもった手作りの“ありがとうメッセージ”を手渡したりして,感謝の気持ちを表しました。
 感謝といえば給食を作ってくれる人にはもちろん,食べ物を育てたり,届けたりしてくれる人,おいしくいただくことができる自分の体に,そして食べ物そのものに対する感謝が大事です。

 随分前になりますが,一滴文庫で永六輔さんの話を聴く機会がありました。
 ある小学校で母親が,「うちは給食費をちゃんと払っています。もらっている訳ではないので,うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい」と申し入れたというのです。永さんはこのことについて,「食べるものにはみんな『命』があります。私たちは,その『命』を食べて,自分の『命』にしています。『いただきます』は『あなたの命をいただいて私が生きることができます』という,食べ物に対する感謝の気持ちなんで,『いただきます』でいいんです」と。
 とても印象深い話で,今でも鮮明に覚えています。

  「いただく」でもう一つのお話です。給食時のご飯茶碗の持ち方がちょっと気になる子供がいます。持ち方と言うよりも持たない,またはテーブル上のご飯茶碗に手を添えるだけ。口を近づけて食べる子供がとても多いです。箸を持たない方の手でご飯茶碗を持つのが和食の作法です。ご飯茶碗をちゃんと持つと手のひらが上を向きます。添えるだけですと甲が上を向いてしまいます。「いただきます」は,いただくのですから手のひらが上をむくようにご飯茶碗を持ちたいものです。

  暦はカレンダー,2月はFebruary,日曜はSunday,こんな表記が多くなっています。ちなみに学校内にあるカレンダーを調べたところ,「如月」が書いてある「暦」はありませんでした。昔の人のように,季節の移り変わりや風情を楽しむどころではなくなってきたのでしょうか。

2011年1月13日木曜日

校内書き初め大会

 1月12日(水)に,校内書き初め大会が行われました。教室または食堂でみんな揃って書き初めをします。今年から食堂で書く3年生は,「どんな感じなんだろう」「他の学年と一緒にするの,緊張するなあー」と少々緊張気味でしたが,しっかりと筆を握り,力強い作品を書きあげることができました。どの学年の児童も,張りつめた空気の中,背筋をぴんと伸ばして字を書いたり,真剣な顔で提出用の作品を選んだりしていました。
 書き初め大会の始めに「『書き初め』は,字の上達を願って書くものです」との話がありました。今日の様子を見ると,今年1年間での字の上達が十分期待できそうですね。

2011年1月12日水曜日

にっこりすると

 新年 明けまして おめでとうございます
今年が皆様にとりまして,幸多い一年となりますようご祈念申し上げます。
 
  年またぎの雪になりました。2学期の終わり,学校の花壇ではパンジーやビオラが寒さに負けず,にっこりして咲いていましたが,今はすっかり雪の下になっています。

 今年は卯(兎)年。兎と言えば「因幡の白ウサギ」が有名ですが,その舞台となった鳥取県では,兎年になるやいなや,あの,車1,000台渋滞,漁船380隻沈没という豪雪被害が起きるとは何とも皮肉なものです。出雲国を治める大国主さんに頑張ってほしいところです。

 年明けが荒れると,先行きを心配する声も聞かれますが,良い事が起きる兆しという見方もあります。「雪(?)降って地固まる」のように物は考えようです。良い年の前ぶれとしたいものです。

 幸い,「兎の登り坂」という諺があります。兎は前足が短くて坂を登るのが上手なことから,地の利を得て得意の力を発揮するという意味です。本郷小の子供たちにも,良い地域を後ろ盾に,物事が良い条件で順調に進む良い年になればいいなあと思っています。加えて,兎のようにもう一段高く飛躍できるよう大きな夢も描いてほしいと思っています。

 ところで,「にっこりすると」のお話ですが,大晦日,ご先祖にお餅を供えるために在所の檀那寺に参った時のことです。毎年,奥の深い言葉が書いてあるポスター(?)をいただくのですが,今年(昨年?)の言葉が,とりわけ心に残ったのです。それが,「にっこりすると」なんです。

心にほほえみの花を
    わたしがにっこりすると
    おともだちがにっこりする
    おともだちがにっこりすると
    みんなががにっこりする
    お花がにっこりすると
    春がにっこりする
    わたしがにっこりしたら
    お花がにっこり咲きました

 本郷小の子供たちもにっこりして,心に花を咲かせてほしいと思います。

   さて,みんながにっこりして3学期が始まりました。3学期の授業日は51日です。6年生は47日しかありません。この少ない日数で1年の締めくくりをしたり,次の学年への進級や卒業の準備をしたりしなくてはなりません。とても重要な意味を持っている学期です。

   6年生は最上級生として,本郷小のよい伝統を守り他学年をよく導いてくれました。小学校最後の学期にもう一踏ん張り,にっこりして大きな花を咲かせて卒業してほしいと思います。5年生は6年生の後をついでこの学校のリーダーとなっていきます。4年,3年,2年,1年生も一学年上がるための準備の学期です。

   子供たちがにっこりして夢や目標,願いが実現できるよう,そして今までの教育活動の成果が上がるよう,教員もにっこりして指導をしていきたいと心を新たにしています。本年も変わらぬ御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

2011年1月11日火曜日

クリスマス集会

 12月17日(金)に児童会主催のクリスマス集会が行われました。オープニングは真っ暗にした体育館の中、6年生がキャンドルを持ち、アカペラで「星の世界」を歌ってくれました。美しい歌声と美しいろうそくの炎、みんなが6年生を見つめ、素敵な時間を全校みんなで共有することができました。その後は運営委員会の司会のもと、文化生活委員会からの楽しい劇や、○×ゲームなどのゲームを楽しみました。2学期の締めくくりに楽しい思い出がまた一つできました。