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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2017年3月10日金曜日

工夫のある音読に引き込まれました

   4年生で国語科で音読発表会をしていました。題名は「初雪のふる日」。およそ次のようなあらすじです。

  道に書かれた石けりの輪に入り込み、石けりをしていた少女。気が付いたら、たく
 さんの雪うさぎが続いてきました。吹雪がどんどんはげしくなりますが、うさぎが次
 々についてくるので、止まるに止まれません。主人公がうさぎにさらわれてしまう!
 その時、昔おばあちゃんに聞かされたお話しを思い出し、1枚のヨモギの葉に助けら
 れました。

 子どもたちの音読が上手だったので、この物語の不思議な世界に思わず引き込まれました。子どもたちはグループで工夫をし、主人公や登場人物になりきり、感情をこめて音読していました。物語の意味や主人公の気持ちが理解できなければ、あれだけの音読はできません。子どもたちの相互評価と3人の先生が審査員をしていました。担任の先生お手製の相互評価シートもあり、本格的な発表会でした。審査員の先生からは、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。子どもたちはこのような音読経験を通して、物語が好きになっていくのだろうと感じました。