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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2012年11月1日木曜日

秋の深まりの中で

   ススキの穂やセイタカアワダチソウの黄色い花が風に揺れる光景に秋の深まりが感じられます。朝夕めっきりと肌寒くなってきました。児童には体調管理に気をつけて,元気よく学校生活を送ってほしいものです。

頑張りました! 校内マラソン大会
 先月25日(木)には,気持ちのよい秋晴れのもとで,多くの保護者の皆さんの温かい御声援をいただきながら校内マラソン大会が実施できましたことをとても嬉しく思っています。児童も自分のベスト記録を出そうと歯を食いしばって頑張りました。 持久走が得意な児童もいれば苦手な児童もいます。得意・不得意にかかわらず,一生懸命に自分の力を出し切ろうと頑張ることにより,体力や忍耐力をつけることができます。子どもたちに逞しさが足りないとか我慢強さがないとか,よく耳にしますが,その意味でも持久走の教育的意味は大きいと考えています。ゴールした後に,多くの児童は,疲れた中にも満足そうな表情を浮かべていたのが印象的でした。きっと自分の頑張りに拍手を送っていたのだと思います。

♪ ありがとう ♪
 「♪ ありがとう ありがとう 感謝しよう… みんな みんな ありがとう Yeah♪」(作詞・作曲:井上陽水,奥田民生)10月下旬から,朝の校内放送でこの曲が流れています。
 日本語の中で大切にしたい言葉の一つは「ありがとう」です。「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人は,誰一人としていないと思います。必要なときに「ありがとう」を言える人は,相手とのコミュニケーションを円滑に行い,人間関係を豊かにします。
  本校では現在,「ありがとう」という言葉が自然に言える児童を増やしたいと考え,学校全体で「ありがとう運動」に取り組んでいます。児童玄関前に「ぽかぽかポスト」を設置し,児童が親切にされたことや嬉しかったことを「ありがとうカード」に書き,そのポストに入れます。後日,各教室で紹介して,「ありがとう」の意味や温かな心の交流を行います。また,各学級でも「ありがとう」を意識させる様々な取り組みを行っています。その一つが,「ありがとう」を言う機会を意図的に増やすことです。例えば,物を配る際に,配る児童は「どうぞ」,受け取る児童は「ありがとう」を口に出すよう習慣づけることです。温かな言葉が溢れると学級内・学校内は居心地がよくなりますし,一層意欲的に学習に取り組もうという雰囲気も生まれてくるはずです。
 家庭でも「ありがとう」の大切さをお子さんに教えてやってください。些細なことでも,大人が「ありがとう」という言葉をきちんと言っていれば,お子さんは自然に「ありがとう」を言えるようになります。「靴を揃えてくれたの。ありがとう。」,「お碗を洗ってくれたの。ありがとう。」等々。そして,大人の間でも「お父さん,お風呂洗ってくれたの。ありがとう。」「お母さん,食事おいしかったよ。ありがとう。」(ちょっと照れますが,頑張ってください)…。