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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2012年11月29日木曜日

薬物乱用防止教室がありました

 28日(水)食堂にて、厚生労働省で麻薬取締官をされていた中道さんを講師に迎え、6年生が薬物についてお話を聞きました。子どもたちは、薬物に関する知識や薬物の恐ろしさについて、はじめて耳にすることばかりで、大変驚いた様子でした。また、「これから海外旅行にいく時は、見知らぬ人から物を預かってはいけない。知らなかったといえども、薬物を所持していたら犯罪になる。」ということも聞き、現場の経験に基づいた貴重なお話も聞くことができました。
 薬物乱用防止キャラバンカー(啓発用の大型バス)の見学では、運転手の水谷さんから、大麻や覚せい剤、MDMAなどの展示見本について、分かりやすく説明していただいたり、記念写真を撮っていただいたりして、お世話になりました。タッチパネルの薬物クイズも楽しんでいました。
 
 児童の感想の一部
○薬物を使ってはいけないというのは知っていたけど、今日、具体的に知ることができて、改めて薬物の恐ろしさを感じました。
○薬物がクッキーやケーキに入っていることがあるなんてビックリしました。
○(覚せい剤を使用すると)ただでさえ虫が苦手なのに、あんなのが体をはい回っている幻覚を見てしまうなんて恐いと思いました。
○キャラバンカーは楽しかったです。
○はじめは、1回だけだったら、依存したり中毒になったりしないと思っていたけど、実際は1回だけでもそうなると聞いて、とても怖いなあと思いました。
○ものすごく少ない量でも、何万円という高い金額で売買されていると聞いてすごいと思いました。

 違法な薬物が子ども達の手に入る社会環境にある現在、小学生の頃から、薬物について正しい知識を持つことと、どんな誘いにあっても「きっぱり断る」という意志を持つことが、薬物乱用防止の第一歩となります。今後、中学校、高校でも学ぶ機会があると思いますが、今日、学んだことをもとに学習を深めてほしいと思います。